フリーランスとして活動しやすい場所を探している方。
札幌はフリーランスとして人生を歩んでいく上では、好条件が整っているエリアです。札幌出身の人が「戻りたくなる」と言うのも頷ける住みやすさがあり、生活水準も高くはないため、収入が安定しないフリーランスにとっても過ごしやすいのです。
この記事では、札幌がフリーランスとして働く上でおすすめのエリアである理由について
- 札幌は生活環境のストレスが少ない
- 札幌市内で仕事を探すなら、まずはネット経由で探すのがおすすめ
- 札幌は「暮らす」の観点でもフリーランスにとって活動しやすい
- 北海道ならではの寒さや立地によるデメリットも存在する
- ワーケーションやプチ移住で暮らしを確かめるのもおすすめ
の順に解説します。
札幌への移住を少しでも考えたことがある人はぜひ参考にしてくださいね。
目次
札幌は生活環境のストレスが少ない

まずは札幌の気温や天候などの環境について着目して、
- 梅雨のシーズンが短く、湿気が少ない
- 都会だが、自然に触れられるエリアが多い
- ゴキブリが出ない
の順に解説します。
理由1:梅雨のシーズンが短く、湿気が少ない
札幌には梅雨というものは存在しませんでした。しかし、最近になって「蝦夷梅雨」と呼ばれる雨が降るシーズンが誕生しています。
そのため、完全に梅雨がないとは言いにくいですが、少なくとも他のエリアよりは雨が降る期間が少ないです。
夏場のシーズンの過ごしやすさは日本で一番と言っても過言ではないでしょう。
理由2:都会だが、自然に触れられるエリアが多い
札幌は全国的にみても都会ですが、北海道らしい自然に触れられるエリアが点在しています。
中島公園やモエレ沼公園は道民から愛されている自然の多いエリアですし、札幌中心部からも近いのでアクセスも良いです。
また、夏場の移動しやすい時期は札幌から離れた北海道の大自然を味わうことも可能です。少し移動で人気の観光地に行けるのも札幌に住む魅力の1つと言えるでしょう。
理由3:ゴキブリが出ない
本州で生活していると「ゴキブリが家にでた!」なんてことがあり得ますが、札幌は寒いエリアなのでゴキブリが出ることはほぼありません。
かれこれ10年近く札幌で生活をしてますが、一度もゴキブリはみたことがないです。
ただし、本気で不衛生な場所であれば、稀に出てくることもあるので綺麗にはしておきましょう。
札幌市内で仕事を探すなら、まずはネット経由で探すのがおすすめ

札幌でフリーランスとしてお仕事をしていく場合、いきなりリアルでのつながりを作って仕事を受注するのは難しいです。
リアルで同業者同士やクライアントと出会うようなイベントはなかなか開催されていないため、まずはネット上でお仕事を受注していきましょう。
例えば、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを使うも良し。ココナラ
のようなスキルマーケットで利益を出すもよしかと思います。
過去にランサーズで稼いだ実績なども掲載しているのでこちらもどうぞ!
なので、ネット上で仕事を見つける術やお金を稼ぐ術を知っている状態で移住を検討することがベストです。
札幌は「暮らす」の観点でもフリーランスにとって活動しやすい

札幌に住む上でのメリットは非常に多いです。その中でも
- 家賃が安い
- 治安が良い
- 街がコンパクト
の3つを紹介します。
理由1:家賃が安い
札幌を含めて北海道は家賃が安いことで有名です。
下記は、東建コーポレーションが発表している全国の坪あたり平均家賃です。。
- 札幌市:3,816円
- 東京23区:8,834円
- 沖縄市:4,022円
出来るだけコストを抑えたいフリーランスの人にとっても住みやすい拠点候補と言えます。
理由2:治安が良い
札幌は治安が良く、大きなトラブルが少ないです。繁華街のススキノでも喧嘩などのトラブルはそこまでみたことがありません。
道民は朗らかな人が多いですし、コミュニケーションも取りやすいです。
フリーランスは孤独と言いますが、コワーキングスペースに行けば、仲間は見つけやすいので積極的に利用しましょう。
ただし、注意なのが白石区は変質者などが多いエリアなので、女性の方は避けたほうが良いかもしれません。
理由3:街がコンパクト
札幌の街自体がそこまで大きくありません。なので、それぞれのエリアへの移動もしやすいです。
地下鉄やJRを使えば、市内の観光地を巡ることは難しくありません。
お気に入りのカフェをインスタを見つけてその日のうちに訪れることも可能なので、ノマド生活をしたい人にとっても生活しやすい街です。
北海道ならではの寒さや立地によるデメリットも存在する
札幌に住む上で、気候や環境によるデメリットも存在します。
今回解説するデメリットは下記の3つです。
- 雪が降る環境に慣れる必要がある
- 喫煙者が多い
- 国民健康保険や住民税が高い
生活し辛さも考えて、移住を検討しなければいけないため、デメリットについても理解しておきましょう。
デメリット1:雪が降る環境に慣れる必要がある
北海道は雪がたくさん降る地域です。北国に住む人とって、雪は嬉しいものではなく、寒さや雪かきに苦労する人も少なくありません。
家にこもることが多いフリーランスにとってはそこまでデメリットに感じませんが、市内での移動が面倒になります。
住宅の形態によっては雪かきの必要が出てくるので、普段の生活の中でも雪かきの時間が必要です。
また、新千歳空港からの飛行機にも影響が出るので、雪による移動への弊害を考えて過ごす必要があります。
他の都道府県への出張などの際は、雪による移動への弊害についても理解したい上で移動することが大事になります。
デメリット2:喫煙者が多い
実は札幌は喫煙者が多い街としても知られています。路上喫煙をしている人も多い印象です。
一時期は路上喫煙者の数が多いことで良い印象がない街でしたが、喫煙所の設立などで以前よりは改善されました。
しかし、以前として喫煙者の総数が多いため、タバコが苦手な人は分煙が行われている施設を利用する必要がありますね。
デメリット3:国民健康保険や住民税が高い
実は札幌の国民健康保険や住民税の料金は本州のものと比較すると高いです。
まず、札幌の国民健康保険は下記の通りです。(1人世帯)
- 100万円(前年度の給与収入):35,410円
- 200万円:177,520円
- 300万円:265,370円
- 400万円:358,230円
- 500万円:458,630円
- 600万円:559,030円
- 700万円:664,460円
- 800万円:776,150円
続いて、住民税については
- 市民税:3,500円、道民税:1,500円
- (前年の所得金額-所得控除額)×税率-税率控除額
を足したものになります
生活にかかるコストが他のエリアよりも高いことは大きなデメリットです。
ワーケーションやプチ移住で暮らしを確かめるのもおすすめ
2020年に新型コロナウイルスの感染拡大が始まってから「ワーケーション 」の波が来ています。
札幌でもワーケーションを狙った施設や旅行プランをリリースしている企業が多いです。
試しに札幌でワーケーションを1ヶ月程度実施してから移住を考えるというのも1つのプランかと思います。
札幌でもらえるフリーランス(個人事業主)の給付金についても要チェック
新型コロナウイルスが流行しており、フリーランスとして稼ぐのも簡単ではなくなりました。
そこで、札幌では支援策として個人事業主や小規模企業に向けた給付金が実施されています。
経済状況の変動も激しいため、フリーランスの立場として利用できるものは利用するように心がけましょう。
札幌はフリーランスにとって住みやすい環境!移住先として検討してみては?
今回は札幌がフリーランスにとって、札幌がおすすめな理由について解説しました。
おさらいすると、札幌はフリーランスにとって過ごしやすい環境で、生活コストを削減しながら過ごすことが可能です。
一方で、雪という気候環境によるデメリットも存在します。
冬場に多少苦労しますが、そのことにさえ慣れればフリーランスに楽園のような場所です。過ごしやすい札幌をフリーランスの活動拠点として選択してみてはいかがでしょうか?
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