コロナウイルスのおかげですっかり自粛ムード!巷では、オンライン飲み会が流行っており、家でいながら繋がる手段が広がっています。
今回はオンラインビデオ通話ツール「Zoom」を使って人狼ゲームを実施する方法を解説します。
目次
Zoomについて
zoomは、オンライン会議が開催できるWebサービスです。最大1,000人までの利用が可能で大人数でのやりとりに適しています。
チャット機能や録画機能などもあり、会議を円滑に進めることが可能です。
PCだけではなく、スマートフォンのアプリからも参加できるので、ありとあらゆるユーザーが使用可能です。
Zoomの登録手順
Zooに登録する大まかな手順は以下の通りです。
Zoomの公式サイトを表示すると右上に「サインイン」を押すと、メールアドレスを入力して登録手続きをする画面になります。指示に従って登録を進めましょう。
メールアドレス宛に送られてきたURLをタップすると、アカウント情報の入力に移ります。全ての情報を入力すると、テストミーティングの画面になります。こちらはテストをしてもしなくても構いません。
最後に、Zoomのアプリをインストールすればいつでも使用できます。PCの場合はホームページからソフトウェアをダウンロード。スマートフォンの場合は、ストアからダウンロードしましょう!
Zoomの登録
Zoomのホーム画面から、「設定」を選択しましょう。
「アカウント」を選択して、自分のプロファイルから「部門」「ジョブタイトル」「場所」をそれぞれ入力して、各項目を選択してください。
Zoomの使い方
Zoomで会議を実施する方法として
- 「新規ミーティング」で主催者としてミーティングを開催
- 「参加」で参加者として他の人のミーティングに参加
の2つの方法があります。
ミーティングに参加すると、以下のような画面になります。
それぞれ変わった操作はありませんが、マイクとカメラの設定が必要です。左下の「ミュート」のボタンでマイクの設定ができ、「ビデオ」のボタンでカメラの設定ができます。
マイクとイヤホンを別で用意している場合は、そのデバイスを選択しましょう!
Zoomを使った人狼ゲームのやり方
Zoomを使用する準備ができたら、オンライン飲み会は気軽にできるかと思います。
ここからは実際にzoomを活用して、人狼ゲームを実施する方法を解説します。
まず、オンラインで人狼ゲームをプレイするために用意して欲しいものは、
- Zoomを利用できるデバイス(PC、スマートフォン)
- メッセージでのやりとりができるアプリ
- メモ
- (わかりやすいように、人狼のカードを持っておくのもアリ)
です。
人狼ゲームをプレイする方法は大きく分けて、以下の2つがあります。
- ワンナイト人狼のブラウザを使用する
- GMを用意して普通の人狼ゲームを行う
今回は以上の2つの方法を詳しく解説しますね。
ワンナイト人狼のブラウザを使用する

1つ目はワンナイト人狼を行う方法です。ワンナイト人狼とは1日目の昼のターンで決着がつく、所要時間が短い人狼です。
なので、少人数(4~6人程度)で楽しみたい時にオススメです。
本来の人狼は昼のターンと夜のターンを繰り返しますが、ワンナイト人狼はワンナイトで終わるため複雑な役職はありません。
ワンナイト人狼の役職は以下の通りです。
- 市民ー人狼を処刑できれば勝ち
- 占い師ー余りの2枚or誰か1人の役職を確認できる。人狼を処刑できれば勝ち
- 人狼ー処刑されなければ勝ち(2人の場合は、どちらも処刑されてはいけない)
- 怪盗ー誰かと役職を交換できる。相手は交換されていると知らない
- 狂人ー人狼の味方の市民。
- 吊り人ー処刑されたら勝ちの第3陣営
まず、「ワンナイト人狼は」プレイヤー+2名のカードが場にあります。例えば、4名でプレイをする場合は、6枚のカードを設定することになります。(例:市3占1狼2)

結果的に2枚は使用しないカードが出てきますが、この2枚を占い師はゲーム開始前に見ることができます。(誰か1人を占うことも可能)
怪盗は誰か1人(画像で言えば下4人)と役職を交換ができます。
ワンナイト人狼の流れ
ゲームがスタートすると、自分の役職だけが見れます。その際にアクションがある役職(占い師と怪盗)はそれぞれアクションを実施します。他の役職は特にすることはありません。
画面が切り替わると、議論時間がスタート。自分の役職を開示したり、人狼を見つけたりしましょう。
ここでワンナイト人狼特有のルールを解説します。
ワンナイト人狼は先ほども言った通り、2枚余るシステムです。そうなった場合、人狼が2枚とも余る可能性があります。
その場合は、村の中で同数の票(全員に1票が入る状態)にすると、全員が勝利となります。
このワンナイト人狼は、ゲームカードでも発売されている有名なゲームです。宅飲みをする人は持っておくだけで使いどころが出てくるかもしれませんね。
GMを用意して普通の人狼ゲームを行う
Zoomを活用して普通の人狼ゲームをすることもできます。普通の人狼ゲームは多くの人数(9~12人)でプレイが可能です。
この場合はGM(ゲームマスター)の存在が必要です。なので、1人はゲームを見守ったり役職を決めたりする役割を担いましょう。
普通の人狼ゲームを円滑に進める際にオススメなのは以下の役職です。
- 市民ー人狼を全員処刑すれば勝利
- 人狼ー村の人々と人狼が同数になれば勝利
- 占い師ー夜のターンに1人を占って、人狼が判断できる
- 狂人ー人狼に味方をする市民
- 狩人ー夜のターンに誰か1人を守れる
- 霊媒師ー処刑された人が人狼か人狼じゃないかわかる
- 怪盗ー最初のターンに誰か1人と役職を交換できる
あまり難しい役職を入れてしまうと、進行が難しいです。なので、序盤は簡単な役職でゲームをしましょう。
手順としては、
- ゲームマスターを決める。ゲームマスターは誰にどの役職を配布するか決める
- 役職が決まったら、全員マイクとカメラをミュート。
- ゲームマスターは個人チャットで、役職を配布
- 全ての役職持ちプレイヤーと連絡が取れたら、ゲーム開始
ここからは実際の、ゲームの流れを詳しく解説しますね!
人狼ゲームを始める前の準備
まず、ゲームマスターはプレイする村のメンバーを決めます。その構成はしっかりと伝えましょう。

村の構成は市民4占い師1人狼2狂人1狩人1だよー!
その後、誰にどの役職を与えるか考えましょう。正直、誰にどの役職が当たってもゲーム内容に差異はありません。
役職を配布する時は、全員カメラとマイクをミュートにしましょう。このリアクションで役職がバレてしまっては面白くないので、全ミュート状態がオススメです。
そして、ゲームマスターは役職配布の際は、何らかのメッセージツール(zoomのプライベートチャットでも可)を使用しましょう。
ここで1つ注意点があります。「人狼」を2人以上で設定している場合は、人狼同士で連携をとれるようにグループチャットにしてあげましょう。なので、人狼2人とゲームマスターを含めたチャットを作ってあげると、作戦会議もしやすいです。
全てのプレイヤーに役職を伝え終わったら、全てのプレイヤーのミュートを解除するように伝えましょう。
いよいよ、ゲーム開始!
これで昼のターンがスタートとなります。作戦会議の時間などは適時で対応してください。
慣れない間は5分、慣れてきたら3分がオススメです。
ここからはプレイヤー同士で誰が人狼なのか、会議させる時間なのでプレイヤー同士で占いの結果や誰が怪しいかなどを発表し合いましょう。
昼に処刑する対象を決めたら、一斉投票で処刑する人を決めましょう。Zoomチャットに「いっせーのーで!」で処刑したい人の名前を書くと円滑に進みます!
昼に処刑された人は原則として、話し合いにも参加できないのでゲームが終わるまでミュートにしておきましょう。
夜のターンに移り、それぞれ役職を与えられた人が能力を行使します。その全ての行動が明らかになったら、昼のターンに移ります。
これを繰り返して、それぞれの勝利条件にを満たした場合、勝ちとなります。
オンライン飲み会のついでにZoomを使って人狼をプレイしてみてもはいかがでしょうか?
コロナウイルスの自粛ムードで、オンライン飲み会の機会が圧倒的に多くなります。談笑をするのも良いですが、こういったゲームを1つ入れると、いつもと違う盛り上がりになること間違いなしです。
人狼ゲームは他の人を観察するゲームなので、洞察力も身につきます。ただし、言い合いが発生する時もあるので、そこは大人な対応を。
何かと不便で危機的な状況が続きますが、少しでも明るくなれるようなオンライン飲み会にしましょうね。
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